今年3つ目の突破作

swan song全クリ。完璧に突破作ですね。震災もので、初めは少年たちの密室 (講談社ノベルス)のような閉鎖系における青少年達の群像劇かと勝手に思ってたら比較的広範囲に移動するし、どちらかと言うとドラゴンヘッドですね。とは言えそこまで暗くなりすぎることはなく、希望と絶望のバランスが良かったのかな。セリフを過度に冗長にさせたり、画面描写が小説の挿絵的であったり演出にも良いものがありますね。