ぼけっとアニメについて考えてた

オタク立国というかキャラクター関連ビジネスは2兆円規模らしい。ソースがファウストという恐ろしさ。文化振興にアニメを!というような声は前から(大きくなってきたのは攻殻あたりか?)あったけど、千と千尋以来本格的になってきた。というか発言者が元東大の学長だったという点も重要なんだろうけど。
それ自体はまぁ興味深いことなんだけど置いておいて、CPUのパフォーマンス、ディスプレイの輝度とバッテリーの持ち、記憶容量の増大等々ハードウェア的な問題が克服されてから、SONYPSPとかWindows Portable Media Centerだとか携帯可能な小型メディアプレイヤーがブレイクすると言われている。なぜかというと、現在のビデオの代わりになるであろうHDDレコーダーの類はほっといても勝手に撮り貯めしてくれるので、後は好きなときに見るだけである。ところがここ数年において、人間のTVを見る平均時間は減っているらしい。そこで通勤・通学時間に目をつけ、空いた時間にササっと見ることができるお手軽なデバイスとしてポータブルなメディアプレイヤーが注目されているわけだ。これはiPodの成功も要因であると思う。ここでもまぁDRMが関わって来るのだが、問題は「そういった時間に見るコンテンツとして、30分単位のアニメは最適である」ということだ。前後半に分かれているから更に分けると15分。ちょっと見るという点でこれほど最適なコンテンツは確かにない。
思うに、アニメを振興の要にしようと考えている人たちはそこまで見越していたのか、否か。ちょっと気になった。
それにiTunesのような音楽配信サービスが本格的に普及しつつあり、これは映像コンテンツ配信サービスも普及する可能性があることを意味する。
なんだか益々、誰もリアルタイムでTVを見なくなる気がしてきた。