大友克洋は死んだのか?
AKIRA以後、当たり作ないもんね。周りが追いついてきた感もある。
ていうか蟲師って時点で実写化無理だよね。

20年たっても未だ追いつけない士郎正宗のトンガリっぷりに思う。

一番最初に触ったPCは富士通FM TOWNSで、これは世界で初めてCD-ROMを標準で搭載したPCでした。独自規格だったためには結果的には廃れていき、Windowsがシェアを席巻することになりますが、5,6歳の頃からマルチメディアに強いPCに触れていたことは、現在の私を占っているようです。そのFM TOWNSの所有者だった叔父はマイクロメートル単位の部品デザイナーをやっていて、作業部屋で黙々と旋盤を使う叔父の姿が今でも目に焼きついています。そうした叔父の影響から、私もまたエンジニアに憧れ、PC好きが高じて、ITエンジニアを目指すようになったのですから、幼少時の体験というものは一生を通して影響があるのだなぁ、痛感します。

しかしまぁ、考えてみれば約20年も昔からやっていることはあまり大差がないのですね。細かく見ていけば、CDはDVDに変わり、PCの性能も劇的に上昇し、高速なネットワークで常につながっています。しかし人間がPCに向かい、メディアにはディスクを使い、インタフェイスはマウスとキーボードである、というこのメタファはあの頃から普遍なものとして存在していたのです。

恐らくこれから先も多くのPCが作られ、インタフェイスは改良され、新しいメディアが登場するでしょう。それでも、私がPCに初めて触ったあのときから、何も変わっていないに等しいのです。